今回は、メトロノームの選び方や種類について解説させていただきます。
ドラムの練習をする時は、メトロノームを使う事で自分のリズムが走ったり、もたったりしている事に気づくことができます。
人と演奏していると「リズムが合わない」、「リズムが重い」など、一度は言われたことがあるのではないでしょうか?
ドラムには演奏ができること以外にもリズム楽器としての大切な役割があります。まずはメトロノームを使って練習できる環境を作りましょう。
指定した間隔で音を鳴らす機器のことをメトロノームと呼びます。
メトロノームは主に曲のテンポを確かめたり、正確なリズム感を身につける為に使われます。
また、メトロノームは「クリック」とも呼ばれます。
メトロノームは1分間に何回鳴るかを数字で表しています。「♩=120」と書いてあれば1分間に120回メトロノームが鳴る速さになります。
今は様々なメトロノームがあるので、自分にあったメトロノームを探してみましょう。
お金を掛けなくてもすぐに使えるものもあるので、使ったことがない方は無料のメトロノームを試してから購入の検討をオススメします。
学校の音楽室でもよく使われているので、メトロノームといえばお馴染みの形ではないでしょうか?
振り子が動いて音が鳴ります。アナログの心地よい音が特徴です。また、ネジを巻くことで動くので、電池や電源を別途用意する必要はありません。
ドラムを演奏する場合は、音量調整やミキサーから音を出すことが出来ないので、アナログはオススメしません。
アナログなので正確性はデジタルに劣ります。また、水平な場所に置かないと正常に動作しないこともあります。サイズが大きいので、持ち運びには適していません。
大きさや機能など機種により幅広くあり、アナログと比べて正確性も高いです。
通常のメトロノームとして機能はもちろん、音色を変更できたり、複雑な拍子の設定ができたり、様々なリズムが内蔵されている物も多いです。
電池や電源を別途用意する必要はありますが、ドラムをやる上では電子式のメトロノームの方が圧倒的にオススメです。
※画像をクリックするとiphoneアプリ Smart Metronome&Tuner に移動します。
お持ちのスマートフォンがメトロノームになります。いつも持っている物なので、持ち運びもとても便利です。
また、アプリによって内容は違いますが、ライブで演奏する曲のセットリストを作って曲ごとにテンポを入力しておくと素早くテンポを確認することもできます。
まだまだアップデートも入ると思うので、今後も期待したいですね。
Googleで「メトロノーム」と検索するとメトロノームが出てくるのをご存知でしたか?自分は記事を書いていて初めて知りました、、。
使ってみると全然使えました。テンポは♩=40〜218まで選択可能です。機能面は他に無いようですが、初めてメトロノームを利用するなら手軽で良いですよね。
他にもメトロノームを公開しているWebサイトはありますが、Webサイトは電波が悪いとテンポが狂いやすいのであまりオススメはしません。
※画像をクリックするとアクロミュージックスクール公式チャンネルに移動します。
YouTubeには様々なメトロノームがupされています。
アクロでも4分音符、16分音符、16分音符アクセント、3連符、3連符アクセントのメトロノームをupしています。
同じフレーズを練習していてもメトロノームの鳴る位置を変えるだけで、意識する音符を変えて練習することができます。ぜひお試しください。
種類が多いので悩んでしまうかもしれませんが、まずは無料のアプリ、Webサイト、YouTubeを使ってみましょう。
徐々に使い方や練習方法が増えて、もっと機能を必要とする場合は電子式のメトロノームを購入すると良いでしょう。
実際にドラムで練習する場合は音量が足りないと思うので、スタジオのミキサーに繋いで音を鳴らして使いましょう。
イヤホンを使って練習している方もたまに見かけますが、耳のそばで大きな音を鳴らすのは耳に良くないので、あまりオススメしません。
メトロノームを使ったドラムの練習方法は、次回ご紹介させていただきます。
アクロミュージックスクールでは無料体験レッスンを行なっています。
フリーカリキュラムのため、分からない事や出来ない事など自由に質問する事ができます♪