今回は右手を使ってピアノを弾けるようになりましょう。
鍵盤の位置や指の動かし方を覚えれば、曲の演奏ができるようになります。1つ1つ確認しながら進めていきましょう。
鍵盤には黒い鍵盤「黒鍵(こっけん)」と、白い鍵盤「白鍵(はっけん)」の2種類があります。
さらに画像をよく見ると、黒鍵が2つ並んでいるところと、3つ並んでいるところがあると思います。
黒鍵が2つ並んでいるところの左にある白鍵が「ド」になります。そして「ド」の右隣から順番に「レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」という音が並んでいます。
白鍵はド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シの7つの音が順番に並んでいます。では、次の画像から「ド」の音が何個あるか探してみましょう!
グランドピアノやアップライトピアノでレッスンをされている方は見慣れているかもしれませんが、画像は88鍵もあるので「ド」の音が沢山あります。
…では、答え合わせをしてみましょう!
答え 8個
いかがでしょうか?全て合ってましたか??
1番右にある「ド」は特に分かりづらいですよね、ドの位置がわかれば他の音も簡単に探すことができるので、黒鍵が2つ並んでいるところの左にある白鍵が「ド」と覚えておきましょう。
ピアノではどの音をどの指で演奏すれば効率良く、演奏しやすいかを客観的に理解する手段として指番号というものがあります。
指番号は①〜⑤まであり、それぞれ親指、人指し指、中指、薬指、小指に対応しています。
左右どちらも親指から小指にかけて①〜⑤になります。では実際に指番号を使って曲を弾いてみましょう!
まずは、右手の親指を「ド」の位置に置いて順番に人指し指、中指、薬指、小指と並べていきます。
それぞれの指が上記の音が鳴る位置に置いてあるでしょうか?準備ができたら下記の指番号順に弾いてみましょう。
一定のリズムで指番号順にピアノを弾いてみましょう。だんだん聴き覚えのある曲が聴こえませんか?
符割は少し違いますが、ベートーベンの第九交響曲「喜びの歌」になります。指番号を覚えるだけで弾けるなんてとても便利ですよね。
指が上手く動かないときや指の動きが複雑な曲は、運指練習をやってスムーズに移動できるように練習してみましょう。
指番号を確認して色々なパターンに挑戦してみましょう。自分でオリジナルのパターンを作るのも良いですね。
上手くいかない時はテンポを下げて、ゆっくりと指の動きを確認しながらやりましょう。ゆっくり正確に弾けるようになると、テンポが速くなっても弾けるようになると思います。
ピアノは簡単に音を出して演奏することができる楽器です。
上手に演奏したり色々な曲にチャレンジするには楽譜の読み方やコードなど新しく覚えることが増えると思いますが、楽しんで挑戦してみてくださいね。
アクロミュージックスクールでは無料体験レッスンを行なっています。
フリーカリキュラムのため、分からない事や出来ない事など自由に質問する事ができます♪